fltech - 富士通研究所の技術ブログ

富士通研究所の研究員がさまざまなテーマで語る技術ブログ

IJCB2025参加・展示報告:歩容照合コンペティション「HID2025」で第1位を獲得

こんにちは、富士通研究所の空間ロボティクス研究センターの長村です。このたび私たちは、国際会議IJCB2025[1]にて開催された歩容照合コンペティション「HID 2025(The 6th International Competition on Human Identification at a Distance)」[2]において…

Materials Informatics特集 #14:GeNNIP4MDによるニッケル合金の水素脆化解析

はじめに こんにちは、富士通研究所 コンピューティング研究所の松村、岩崎、吉本です。 先日、弊社が開発している分子動力学(Molecular Dynamics: MD)シミュレーション向けニューラルネットワーク力場(Neural Network Potential: NNP)の自動生成ツールGeNNI…

Materials Informatics特集 #13:【事例紹介】GeNNIP4MDによるシリカ-フッ酸 固液界面のウェットエッチング

こんにちは、富士通研究所 マテリアルズインフォマティクスプロジェクトの山﨑です。我々のプロジェクトでは、その名の通りMaterials Informatics (MI) の研究開発を行い、材料技術に関するお客様の課題を解決することを目的として活動しております。 今回の…

Materials Informatics特集 #12:【事例紹介】GeNNIP4MDを用いた半導体の酸素空孔の解析

はじめに こんにちは、富士通研究所 コンピューティング研究所の西口和孝です。私たちはマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の技術開発に取り組んでいます。 MIとは、AIをはじめとする情報科学の技術を活用し、材料開発の迅速化や新材料探索の効率化を行…

国内初の実証実験!川崎市民の環境行動によるCO2削減量を可視化

こんにちは、コンバージングテクノロジー研究所の山本です。 ANA X様、東芝データ様、川崎市様と共に、脱炭素社会の実現に向けて、各社のスマホアプリを通して行った市民の環境行動によるCO2削減量を、環境省のデータベースを用いて分析・可視化する国内初(※…

第3回コンバージングテクノロジー研究大会を開催します!

はじめに こんにちは、コンバージングテクノロジー研究所の片桐です。 複雑化する社会課題の解決を目指し、富士通は人文・社会科学とデジタル技術を融合した『コンバージングテクノロジー』を提唱しています。その一環として、新規技術の開発だけでなく、啓…

ISC2025に参加・展示しました#3 ~ FUJITSU-MONAKA向けOSSのポスター展示

ナマスカラ! 私たちはFUJITSU Research of India Pvt Ltd (FRIPL)のFUJITSU-MONAKAソフトウェアR&Dチームのソフトウェアエンジニアです。 私たちの目標は、Arm CPU向けのHPC-AIソフトウェアエコシステムの拡張と最適化であり、特に日本の富士通研究所と共にF…

SSII2025参加報告~プライバシー・セキュリティに関する研究成果の発表と最先端のロボティクス技術動向~

はじめに こんにちは。富士通研究所 入社2年目の野路です。学生時代は点群処理による自動運転のための地図作成[1]に取り組んでおり、現在はその専門性を活かし、今年度より新設された「空間ロボティクス研究センター」にて、ロボットのための地図作成の技術…

ISC2025に参加・展示しました#2 ~ 次世代Armプロセッサ「FUJITSU-MONAKA」の最新技術とOSS展開

こんにちは、富士通研究所 先端技術開発本部の味曽野智礼、温水玲雄、佐藤里奈です。私たちはAI・HPC・クラウドなどの最先端領域の未来を支える次世代プロセッサ「FUJITSU-MONAKA」の開発に取り組んでいます。その最新動向を世界に発信すべく、2025/6/10~6/…

ISC2025に参加・展示しました#1 ~ AI Computing BrokerおよびAIベースの量子化学ソリューション

はじめに こんにちは、コンピューティング研究所の飯田です。 コンピューティング研究所が開発している「GeNNIP4MD」と「AI Computing Broker(ACB)」に関するデモを作成しました。このデモの展示と世界のスーパーコンピュータの動向に関する情報収集を行うた…

AIアバターによる質疑応答やプレゼンテーションを実現する「Fujitsu ナレッジAIアバター」技術のご紹介

はじめに こんにちは。人工知能研究所の陽奥、豊田、ジャパン・グローバルゲートウェイの松永です。富士通では、AIアバターが質問に対して、例えば経営者やベテラン技術者の知識をデータ化したナレッジに基づいて回答を行うことや、プレゼンテーション資料を…

DATA2025で日欧データスペースの比較分析について発表しました

はじめに こんにちは。富士通研究所 データ&セキュリティ研究所の石原俊です。DATA 2025(正式名称:International Conference on Data Science, Technology, and Applications)に参加し発表をしてきました。今回はDATA 2025における所属研究チームの発表…

Materials Informatics特集 #11:(レビュー論文紹介) 万能なAIモデル「汎用MLIP」とは?

はじめに こんにちは、富士通研究所コンピューティング研究所の岩崎です。今回の記事では材料科学や化学の世界で注目を集めている汎用機械学習原子間ポテンシャル(Universal Machine Learning Interatomic Potential, U-MLIP)についてご紹介します。U-MLIP…

Fujitsu ナレッジグラフ拡張RAG技術のご紹介 #5 Fujitsu ナレッジグラフ拡張RAG for LA (Log Analysis)

こんにちは。Fujitsu Research of India の Supriya と、人工知能研究所の大浦です。 富士通では企業における生成AIの活用促進に向けて、多様かつ変化する企業ニーズに柔軟に対応し、企業が持つ膨大なデータや法令への準拠を容易に実現する「エンタープライ…

Materials Informatics特集 #10:半導体デバイス設計への因果発見AIの適用

はじめに こんにちは、富士通研究所 コンピューティング研究所の栗林壮太郎です。Materials Informatics特集の第10回は、因果発見AIの適用事例として、富士通研究所 デバイス&マテリアル研究センターとの社内実践事例を紹介します。本事例では、従来人手で行…

Materials Informatics特集#9: 材料の性質は何が原因で変化するの?因果発見AIがお答えします!

はじめに こんにちは、富士通研究所 コンピューティング研究所の藤田です。富士通研究所では、コンピューティングとAIを活用し材料探索を加速する技術(Materials Informatics, MI)の開発に取り組んでおります。今回は統計的因果探索を活用した材料発見につ…

ICASSP 2025に2件採択! ”人物再同定(Person Re-ID)”と”機械学習の忘却(Machine Unlearning)”に関する最新技術を紹介

こんにちは、富士通研究所の空間ロボティクス研究センター)長村、人工知能研究所)渡邉です。 今回は、ICASSP 2025に採択された2つの研究成果をご紹介します。

Materials Informatics特集 #8: 【事例紹介】GeNNIP4MDを用いたプロピレングリコールの誘電特性の計算

はじめに こんにちは、富士通コンピューティング研究所 Materials Informatics Projectの山﨑です。我々のプロジェクトでは、その名の通りMaterials Informatics(MI)の研究開発を行い、材料技術に関するお客様の課題を解決することを目的して活動しておりま…

低温で電気信号はどう変わるか?量子コンピュータ向けの配線設計技術の一部を紹介

こんにちは。量子研究所の福盛です。本回は、超伝導量子コンピュータ向けの設計技術の1つとして、低温での高周波電気信号がどのように変わるかを解説したいと思います。

Materials Informatics特集 #7:機械学習分子動力学シミュレーションによる大規模ナフィオン膜内のプロトン輸送の解析

はじめに こんにちは、富士通研究所 コンピューティング研究所の吉本勇太です。私たちは、高精度分子動力学シミュレーション向けニューラルネットワークポテンシャルの自動生成ツールGeNNIP4MD [1] の開発に取り組んでいます。なお、GeNNIP4MDの詳細に関して…

Materials Informatics特集 #6:分子動力学シミュレーションの未来を拓く!高精度NNP自動生成技術「GeNNIP4MD」

はじめに こんにちは、富士通研究所 コンピューティング研究所の松村直樹です。先日、弊社が開発している分子動力学(Molecular Dynamics: MD)シミュレーション向けニューラルネットワーク力場の自動生成ツールGeNNIP4MD (Generator of Neural Network Intera…

量子計算機を使った新しい素因数分解法の提案論文を読んでみた (その2)

はじめに こんにちは、データ&セキュリティ研究所の山口と伊豆です。 2024年12月に中国の研究者たちが量子アニーリング計算機を使ってある条件を満たす2048ビット合成数の素因数分解に成功したという論文を発表しました。インターネット等で使用されているR…

Materials Informatics特集 #5:(レビュー論文紹介) AIで原子を動かす!?MLIPの世界へようこそ

今回の記事では材料科学や化学の世界で注目を集めている機械学習原子間ポテンシャル(Machine Learning Interatomic Potential, MLIP)についてご紹介します

Materials Informatics特集 #4: (レビュー論文紹介) 安定したMDシミュレーションが可能なMLIPってどんなモデル?【Forces are not Enough】

はじめに こんにちは、富士通コンピューティング研究所 Materials Informatics Projectの山﨑です。私たちのチームでは、その名のとおりMaterial Informatics(MI)の研究開発を行い、材料技術に関するお客様の課題を解決することを目的して活動しております。…

Fujitsu Quantum Day 2025 Japanで超伝導量子ビットの作製技術についてポスター発表しました

はじめに こんにちは、量子研究所で超伝導量子コンピュータのハードウェアに関する研究開発を担当している山口です。 2025年3月28日に開催したイベントFujitsu Quantum day 2025 Japan (https://www.fujitsu.com/global/about/research/technology/quantum/e…

業界初:熟練者の勘と経験をAIが継承 ― 不具合分析に革新をもたらす新手法

AI

こんにちは。富士通の菊月、松尾と、株式会社Things(以下、「Things」)の森田です。 Thingsと富士通研究所は富士通が進めるオープンイノベーション活動「FUJITSU ACCELERATORプログラム」を通じて、製造業の不具合分析に業界初となる革新的なアプローチに…

Materials Informatics特集 #3:第72回応用物理学会春季学術講演会で機械学習ポテンシャルによる大規模・長時間分子動力学シミュレーション技術を発表しました

はじめに こんにちは、富士通研究所 コンピューティング研究所の吉本勇太です。私たちは、コンピューティングとAIを活用し、材料探索を加速する技術の開発に取り組んでいます。 私たちが開発したニューラルネットワークポテンシャルの自動生成ツールGeNNIP4M…

量子コンピュータを活用した材料物性シミュレーション技術の開発#2:有限温度シミュレーション技術

こんにちは、量子研究所で量子アルゴリズムの研究をしております松本徳文です。先日2025年3月28日にUvance Kawasaki Towerにて富士通主催のグローバル量子コンピューティングイベント 「Fujitsu Quantum Day」が開催されました。その中で私たちの研究チーム…

量子コンピュータの計算効率を劇的改善!STARアーキテクチャの進化と応用

こんにちは、量子研究所の兎子尾です。今回は、私たちが開発を進めている量子コンピュータのソフトウェア技術に関する話題をお届けします。量子コンピュータは未来のテクノロジーとして期待を寄せられており、ここ数年で開発競争が激化しています。その中で…

量子コンピュータを活用した材料物性シミュレーション技術の開発#1:量子コンパイル技術

こんにちは、量子研究所で量子アルゴリズムの研究をしております松本徳文です。先日2025年3月28日にUvance Kawasaki Towerにて富士通主催のグローバル量子コンピューティングイベント 「Fujitsu Quantum Day」が開催されました。その中で私たちの研究チーム…